(9-5-02)
私も同じような経験をしました。もしかしたらあなたよりひどいものだったかもしれません。 小学生の頃には、言われのない事により尻を叩かれる事がいつもありました。 一度などは、「あなたにはサタンがついている」などと言い、100回も竹の棹状のもので叩かれ続けました。 母は雑巾で口を塞ぎ、父が力ずくで叩き続けたのです。 私はあの時、母の瞳の中に鬼を見ました。凶器の沙汰でした。 次の日、学校で椅子に座れなくなるほど腫れあがっていました、当然でしょうね。 あの時の事は一生忘れないでしょう。 私が何もしていなくても、叩かれるのは日常茶飯事の当たり前の事でした。 家の外に出されて泣くと、「反省していない」と言ってはまた叩く。 漫画やTVが禁止は当然、学校から真っ直ぐ帰ってきて友達と遊ばない事も強要されました。 奉仕で友達の家に入ってしまい、証言を尻ごみすると「世への恐れ」といわれました。 当然友人に向かって証言するわけですが・・・次の日からの学校での周りの態度は あなたもよくおわかりでしょう。本当に「死にたい」と思うほどのイジメ、罵倒、仲間外れ・・・。 あの年頃の子供がこのような事により仲間外れにされる時の心理状態は、 一世の親には絶対にわからないでしょうね。 先生への証言もそうですね。あの年頃の子供が、親よりも年上の人に「信仰」について話すのです。 どれだけの勇気が必要な事か。何日も前から眠れなくなるほど考え、つらい思いをしました。 そして学校の先生による家庭訪問。 先生の「○○君(私)は学校では活発だけどお家ではイイ子なのね」の一言の後。母の顔色が変わりました。 先生が帰ってからは、もうご想像の通り。 「あなたは二重人格だ」と。誰が、どこの組織が二重人格にしたんでしょうね? 二重人格になるほど小さな子供の精神状態を追い込むのが「真のキリスト教」なんでしょうかね(笑 また、二者面談(だったでしょうか、親と先生の面談です)で、 「○○君は将来不良になるかもしれません」と言われて帰ってきた後の父と母。 不良になったわけでもないのに説教ですよ、聖書なんか開いて。 その時に「不良になってやるかな」と本気で思いました。結局そうなりました(w 中学校・高校になるにつれ、もはや開き直りでした。 「俺、エホバだから」と自分から言うように。 正直言って、バプテスマ受ける直前から疑問はあったんですね。「本当に受けちゃっていいのか?」と。 小学5年で兄弟になったんです、私は。当時は巡回区でも「模範的」なエリートでした(笑 神権家族で、父は主宰監督、そして大会での家族での特権等もありました。 まぁ、そんな物は私の心の何の足しにもならないどうでもイイ物でしたが。 これ以上書きたい事は山のようにあるんですが、書いてもしょうがないですしね。 ただ、親御さんを恨んでいらっしゃる(と読み取れましたが)あなたとは私のスタンスは違います。 私は組織を恨んでいます。 私の両親があのようになったのも、当時の風潮、及び方針がそのようにさせたものでした。 大会では尻を叩く事を症例したおり、奉仕会等では具体的に使えるムチの種類まで。 ゴムホースやベルトは当然の事でした。「手」で叩くなんて生ぬるいと。 叩けば叩くほどサタンを子供の中から追い出せると。 叩けば叩くほど子供は組織から離れていきましたがね(笑 つまり、組織ぐるみで拷問の奨励ですよ。今だったら児童相談所に行って親を逮捕してもらえますね。 叩きすぎて子供が死亡して親が逮捕された事件も発生していますしね、今もそうなのかもしれません。 私の母も「申し訳無かった」と言います。確かにそんな言葉で済むような問題ではありません。 私も、将来の夢・希望は全てこの組織に潰されました。 ただ、あの頃の母も「やらなければいけなかった」のです。 周りが皆やっていたような状況では。。。 私の母の司会者などは、「子供を椅子に縛って・・」と奉仕会のインタビューで答えたそうです。 その影響を多少なりとも受けたであろう母があのような行動に走ったのは、やむをえない事だったでしょう。 私の母も「自律神経失調症」になった事があるようです。 そのように精神状態を追い込むのも、この組織に問題があるのでしょう。母は否定するでしょうが。 ここの編集者が言うように、「母も被害者」なのです。 今の「ものみの塔」等を読んでいても、杓子定規な事ばかり。 「事情を勘案する」人情のカケラもない組織です。あなたはさっさと見切りをつけて良かったですね。 「何の疑問もなく人を殺せるのは、宗教の名の元に行われる戦争・殺人」だと言います。 「宗教は時としてひとを盲目にします。」と同じですね。 人を殺すまではいかないまでも、エホバの証人は同じ心理状態にあります。 外界の情報を遮断しようとしたり、狂信的なまでに行動を強制したり。 このようなカルト宗教を神の組織だとは私はまったく思っていません。 ただ、排斥や断絶等の手段を取ろうとは今は思っておりません。 「この宗教が崩壊する様を内部から見てみたい」、その為にも「兄弟」という名称を捨てるつもりはありません。 もちろん、「エホバ」(ヤハウェでもヤーウェでもYHWHでもそれが神ならば)は信じています。 しかし、「地上の組織」ははっきり言って信じておりません。 聖書の理解の仕方も支離滅裂、教義の変更はいつもの事。 神も時々教義変更するんでしょうかね?まさか。「光が増し加えられた」なんて逃げ文句は問題外。 血液成分は使ってイイけど輸血はダメ。何でしょうかね、この理論(w スイマセン、話がそれてしまいました。 もう一度言います、あなたの母をそのようにしたのは「エホバの証人」というカルト宗教団体です。 この宗教も最近軋みがきているようです。世界中で不祥事が出てきていますからね。 25歳の不活発な兄弟より 追伸:二回目のメールです。またもやの拙文失礼致します。
《編集者より》
これは、「「地獄の様な生活」−エホバの証人二世の子供時代」に対する意見です。「これ以上書きたい事は山のようにあるんですが、書いてもしょうがないです」と書かれていますが、あなたの証言は、実に重要な意味を持ちます。エホバの証人の児童虐待は、世界的な大問題に発展しており、今後更に告発の活動を続けていく必要があります。ものみの塔の組織が容認したり推奨してきた児童虐待は、性的虐待に始まり、あなたの経験してきたような肉体的、心理的虐待に至るまで、世界的に蔓延する深刻な問題です。これはものみの塔組織の指導部の方針と指示に基づいており、組織の責任を追及する必要があります。あなたのような現役(不活発)の証人の方が、内部から実体験に基づいた告発をすることは、その意味で非常に大きな意味があります。「書いてもしょうがないです」と言わずに、今後も投書して下さい。また、読者の方々で児童虐待の実体験をお持ちの方は、是非こちらに投書して下さるようお願い申し上げます。